41 巻 (1984) 4 号 p. 229-232
親水-疎水二層構造をもつ多孔質ポリテトラフルオ慨エチレン膜をアンモニア電極をベースとする酵素電極の作製に利用した. 上記非対称膜の親水部の微小孔内にアデノシンデアミナーゼを侵入固定化した。これにより機械的に弱い酵素層が強固なポリテトラフルオコエチレンのマトリクスで保護された. 疎水部はガス透過膜の機能を有しているので酵素固定した一枚の非対称膜とpH電極を用いてアデノシン電極が容易に作製出来た. この単一膜を用いて作製したアデノシン電極は, 従来の2枚の膜を用いた電極に比較して応答速度が大幅に向上し, 電極の組立操作も簡単になった.