42 巻 (1985) 1 号 p. 43-48
種々塩化アシル化合物とポリ- (R) -2-エチルエチレンイミン (PEEI) からN-アシル化ポリマー (API) を合成し, これらポリマーのP-ニトロフェニルアセテート, ベンジルオキシカルボニル- (D or L) -バリン P-ニトロフェニルエステル (Z- (D or L) -ValONp), ベンジルオキシカルポニル- (Dor L) -フェニルアラニンP-ニトロフェニルエステル (Z- (D or L) -PheONp) の加水分解反応から, PEEIのアシル化の効果を検討したところ, APIはPEEIより高い触媒活性を示した. また, P-ニトロフェニルエステル誘導体の加水分解反応は, Michaelis-Menten型の反応機構であった. Z-PheONp, Z-ValONpの光学対掌体基質を用いた加水分解反応では, L-基質の方がD基質より加水分解されやすかった.