48 巻 (1991) 3 号 p. 159-162
塩素化ポリエチレン (CPE) の機能化を目的として, CPEへのポリオキシエチレンマクロマーのグラフト重合を過酸化ベンゾイル (BPO) を開始剤として行った. グラフト率はBPO濃度8mmol/l程度のとき極大値を示した. 得られたグラフト共重合体はミクロ相分離構造を構成していた. また, グラフト率が変化しても, 引張強さ, 伸びなどの物理的性質にはあまり影響がなかった. 含水率はグラフト共重合体中のオキシエチレン単位含有率に比例した. さらに, 含水したグラフト共重合体の酸素透過性はかなり優れていた.