高分子論文集
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低熱膨張性ポリアミド酸エステルの合成とその性質
岡部 義昭三輪 崇夫高橋 昭雄沼田 俊一
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50 巻 (1993) 12 号 p. 947-952

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抄録

3, 3', 4, 4'-ビフェニルテトラカルボン酸ジアルキルエステルジクロライドとp-フェニレンジアミン (PDA) からポリアミド酸エステル (PAE) (アルキル基: メチル, エチル, n-プロピル, n-ブチル) を合成した. 合成したPAEの重量平均分子量は510CO~60000であった. PAEの溶液粘度は, 対応するポリアミド酸 (PAA) に比べて低く, アルキル基の分子量が小さなものほど低粘度であった. イミド化温度は対応するPAAに比べて高く, アルキル基の分子量が大きくなるほど高くなる傾向があった. PAEを熱イミド化したポリイミドの破断伸びは16~20%で優れた特性を示した. 熱膨張率は1.8~2.2×10-5/Kであり, PAAから得られたポリイミドの0.5×10-5/Kに比べ大きかった.

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© 社団法人 高分子学会
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