ポリ (3-ブチルチオフェン) ゲル (P3BTゲル) の有機溶媒中での外部電場による変形挙動を検討した. P3BTゲルは3-ブチルチオフェンと1, 8-ジ (3-チエニル) オクタンを定電流電解重合し, その生成物をTHFに浸漬することにより得た. P3BTゲルは支持電解質を含むテトラヒドロフラン (THF) 中で1.5V以上の直流電圧の作用で収縮し, また同時にオレンジ色から青色に変化することが明らかになった. これらの変化は電場に対して可逆的であった. 可視スペクトル変化, 化学ドーピングとの比較考察から, 電場による体積と色の変化はP3BTゲル中のポリチオフェン鎖の電気的なドーピングと脱ドーピングによるものと考えられた.