ポリエステルーポリエーテルブロックポリマーおよびポリ (1, 4-ブチレンテレフタレート) とε-カプロラクトンより合成されるポリエステルーポリエステルブロックポリマーの構造と物性に及ぼす樹脂組成の影響について動的粘弾性, X線回折および透過型電子顕微鏡を用いて調べた. ポリエステルーポリエステルブロックポリマーは融点, Tgとも一つしか持たない. ポリエーテル系のTgはテスト全範囲でGordon-Taylorの式が適応できるがポリエステル系はハードセグメントが50~70wt%の範囲しか適応できない. ブロックポリマーの結晶性を比較すると, ソフトセグメントが40wt%以上でポリエーテル系の結晶化度が高くなる. またポリエステル系はソフトセグメントが75wt%まで高くなると結晶化しハードセグメントは非晶となる. ポリエステル系ブロックポリマーの相状態を透過型電子顕微鏡で観察した結果, 均一なミクロ相分離構造をとることを確認した.