高分子論文集
Online ISSN : 1881-5685
Print ISSN : 0386-2186
1H NMR化学シフト計算法を導入したタンパク質溶液構造解析システムの開発
菊地 淳藤田 憲一M.P. WILLIAMSON朝倉 哲郎
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51 巻 (1994) 6 号 p. 409-413

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抄録

タンパク質溶液構造解析法の一つであるディスタンスジオメトリー法の中に, CaHプロトンと芳香環との距離情報 (環電流効果が0.3ppm以上の場合) を加え, 塩基性牛すい臓トリプシンインヒビター, Basic Pancreatic Trypsin Inhibitorの立体構造計算を行った. 得られた20構造の構造間の収束性を示す値, Root-Mean-SquaredDistanceは0.38Åと低く, 極めて良く収束した構造が得られた. この新しい構造についてCaH NMR化学シフト計算を行ったところ, 実測値との良い一致を得ることができた.

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© 社団法人 高分子学会
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