高分子論文集
Online ISSN : 1881-5685
Print ISSN : 0386-2186
金属アルコキシドを用いた無機-有機複合ナノ微粒子の合成
三澤 毅秀
著者情報
ジャーナル フリー

59 巻 (2002) 12 号 p. 807-809

詳細
PDFをダウンロード (1054K) 発行機関連絡先
抄録

アルコキシチタンあるいはアルコキシジルコニウムとメタクリロイル基を有するシランカップリング剤から調製した重合性基を有するモノマーと, メタクリル酸メチル (MMA) との共重合を行い, 無機-有機複合微粒子を合成した. 得られた粒子の平均粒径は約70~80nmであった. 得られた粒子の熱分解開始温度は, 無機物未内包粒子に比べて約50℃高温側にシフトしており, このことから粒子内にチタンあるいはジルコニウム酸化物が内包されていることを確認した. また, この粒子は, 化学結合で架橋されているため, トルエン, 酢酸エチルなどの有機溶剤に対しても不溶であり, 内包された無機物が折出することはなかった.

著者関連情報
© 社団法人 高分子学会
前の記事

閲覧履歴
feedback
Top