高分子論文集
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RNAとジエチルアミノエチル化 (DEAE) デキストランの複合体形成反応
大西 靖彦菊池 康男
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2004 年 61 巻 2 号 p. 139-143

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抄録
DEAE-デキストランと核酸との複合体形成反応は実際の遺伝子デリバリーシステムにとって最初のステップとなり重要な要素反応である. DEAE-デキストランとRNAとの反応は収量の点からは理想域は中性域をまたぐpH5からpH10であり, 反応時間が長くなるにつれて複合体は密な状態になっていくことがわかったが, DNAに比較すると反応しにくい. この事実はRNAはDNAと異なり分子量が低いことやリボース部分の2位の炭素にヒドロキシル基が一つ多くあり水和性は大きいので複合体の沈殿を生じにくいことに起因している. RNAベクターとしての細胞にたいする形質交換効率の点から考えると最適な反応時間はさらにin vitroな試験が必要となるが, 今回の実験よりRNAベクターとしての形質変換効率の向上にはこれら反応時間やpH条件が重要であることがわかる.
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© 社団法人 高分子学会
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