一橋大学
2007 年 50 巻 p. 199-208
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シカゴ・バーミューダ体制において国際航空を支えてきたバーミューダ型の二国間航空協定が、自由化型のオープンスカイ協定へと改正される動きが進んでいる。それと同時に、オープンスカイ協定を、二国間ではなく地域単位の複数国間で締結する傾向が世界各地でみられるようになった。本稿は、国際航空制度が地域的にブロック化することによって起こりうる法的問題を、EUとEU域外の第三国との関係に影響を与えた欧州司法裁判所オープンスカイ協定事件判決を中心に検討する。
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