東北大学
東京農業大学
2007 年 50 巻 p. 229-238
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
田村ら(2006)において、地方分権下の地域間道路の地域による整備の制度が整備水準に及ぼす影響が分析された。特に、整備が各地域に個別に移譲された「地域別整備制度」の場合、他地域の整備に便乗しようとする「戦略的代替性」は現れないことが示された。本研究は、田村ら(2006)を住民が居住地選択を行なうモデルに拡張することで、それが地域の整備決定に与える影響を明らかにする。このとき、特に「地域別整備制度」下でも「戦略的代替性」が現れ得ることが示される。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら