交通学研究
Online ISSN : 2434-6179
Print ISSN : 0387-3137
航空機内の安全阻害行為に対する管轄権
古畑 真美
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2014 年 57 巻 p. 113-120

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抄録

現在、国際民間航空機関(ICAO)では、航空機内で行われた安全阻害行為を適切に取り締まるため、1963年「航空機内で行われた犯罪その他のある種の行為に関する条約」(通称、東京条約)を改正する議論が行われている。半世紀を経て東京条約の改正が必要とされるに至った背景には「規則に従わない乗客」(Unruly Passenger)の世界的な増加傾向がある。本稿では、現行法では対処が難しい「越境する安全阻害行為」に対する取り締まりのあり方について検討する。

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© 2014 日本交通学会
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