青山学院大学
2014 年 57 巻 p. 73-80
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公営の交通事業者では採算性の問題から将来的な事業動向について議論されている。その中でも特に活発に議論がされている地下鉄事業とバス事業の兼業の意義について費用面より分析を行った。全国8公営事業者を対象にした分析では、トランスログ型費用関数を推定した結果では両事業における範囲の経済性は認められなかった。このことから地下鉄事業とバス事業の兼業は供給面から見た場合にその優位性は存在しないことが示唆される。
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