交通学研究
Online ISSN : 2434-6179
Print ISSN : 0387-3137
我が国における自転車交通事故の要因分析と自転車交通安全対策の検討
松本 秀暢堂前 光司
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2016 年 59 巻 p. 101-108

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抄録
現在、我が国では自転車交通事故は年間約11万件発生しており、全交通事故件数の約2割を占めている。今後、運輸部門からの二酸化炭素排出量の削減に向けて、自転車利用は高まることが予想され、自転車交通安全対策の強化は急務となっている。本研究では、自転車交通事故死傷者数を説明するモデルを構築した上で、我が国における自転車交通事故の要因を分析した。そして、オランダの事例を紹介しながら、我が国におけるこれからの自転車交通安全対策について検討した。分析結果からは、特に自転車走行環境整備、そして自転車交通安全教育の推進が、自転車交通事故低減に効果的であることが明らかとなった。
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© 2016 日本交通学会
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