交通学研究
Online ISSN : 2434-6179
Print ISSN : 0387-3137
日本における航空機部品産業の空間的集積と地域経済への効果
堂前 光司松本 秀暢
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2018 年 61 巻 p. 125-132

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抄録

Porter(1998)以降、産業クラスターの概念が、我が国でも地域産業政策の新たな視点として注目されてきた。航空産業については、愛知県を中心とした中部地域を対象として、2011年に国際戦略総合特区が指定された。本研究では、我が国における航空機・同附属品製造業の空間的集積を市郡レベルで概観した上で、航空機附属品製造業に焦点を当て、集積の経済を検証した。特に、愛知県については、中部国際空港開港と国際戦略総合特区指定の効果も考察した。分析結果からは、地域特化の経済(MAR型外部性)の存在が示唆されたが、愛知県に関しては、都市化の経済(Jacobs型外部性)の特性を示す結果となった。

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© 2018 日本交通学会
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