交通学研究
Online ISSN : 2434-6179
Print ISSN : 0387-3137
首都高における混雑課金導入及び将来交通需要変動による余剰への影響分析
大瀧 逸朗今西 芳一内山 直浩根本 敏則宮武 宏輔
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2018 年 61 巻 p. 53-60

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抄録

本研究では、首都高速道路において混雑課金制度が導入された場合の影響について、余剰の観点から分析を行い、混雑課金の効果を検証した。具体的には、都心に向かう交通による混雑状況が激しい中央環状線の内側を走行する車両に対して、通行料金に上乗せして混雑料金を徴収することを想定し、都心を通過する車両が環状道路を利用することによって都心の混雑状況が緩和され、社会的余剰(消費者余剰と生産者余剰の和)が改善される状況を分析した。さらに、東京オリンピック・パラリンピック、及び、人口減少社会といった、現在よりも需要が大きく変動した場合の混雑課金の効果について検証を行った。

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© 2018 日本交通学会
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