抄録
本研究では、令和5年1月より岐阜県飛騨市で実施している、市職員を対象としたノーマイカーデー施策の効果を分析した。協力意思や協力行動に影響する要因を統計に基づいて明らかにし、効果的なノーマイカーデーの実施に資することが目的である。分析の結果、高い協力意思を持ってノーマイカーデーに取り組んだ人は、QOLの上昇や仕事能率の上昇といった成功体験を得やすくなり、成功体験を得た人は高い協力意思を持つということが分かった。また、協力行動の有無や変化は、周囲の人々の取り組み状況の認知に影響されるということや、取り組み成果の情報提供が協力意思を高めるということも明らかになった。