関東東山病害虫研究会報
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病害の部
Rhizoctonia solani によるキキョウラン紋枯病 (新称) およびニチニチソウ葉腐病 (新称)
小野 剛星 秀男
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2009 年 2009 巻 56 号 p. 75-78

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抄録

東京都において,キキョウランに葉枯れ症状が発生した。本病の病原菌をRhizoctonia solani AG-2-2 (IIIB)と同定し,病名をキキョウラン紋枯病と提案する。また,ニチニチソウに発生した葉腐れ症状について,その病原菌をR. solani AG-4 (IIIA) と同定し,病名をニチニチソウ葉腐病と提案する。なお,ニチニチソウの茎葉上には子実層 (Thanatephorus cucumeris) が観察された。子実層上の担子胞子由来のR. solaniはニチニチソウに葉腐れ性の病原力を示したが,その菌群はAG-2-2 (IIIB) であり,罹病組織からの分離菌とは菌群が異なった。

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© 2009 関東東山病害虫研究会
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