関東東山病害虫研究会報
Online ISSN : 1884-2879
Print ISSN : 1347-1899
ISSN-L : 1347-1899
農薬の部
メロン定植時のジノテフラン粒剤施用による各種害虫に対する防除効果
増井 伸一芳賀 一
著者情報
ジャーナル フリー

2010 年 2010 巻 57 号 p. 115-117

詳細
抄録

メロンの定植を4週間間隔でずらしながら周年栽培するビニールハウスで各定植時の粒剤処理によるタバココナジラミ,トマトハモグリバエおよびワタアブラムシに対する防除効果を検討した。その結果,ベンフラカルブ(5%)粒剤の株当たり1g処理は2作目以降に成幼虫密度が上昇したが,ジノテフラン(1%)粒剤の株当たり2g処理は長期間にわたり,これらの害虫密度を低く維持するのに有効であった。

著者関連情報
© 2010 関東東山病害虫研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top