栃木県農業試験場
2011 年 2011 巻 58 号 p. 43-45
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2種のポット資材を用いたポット移植によるイチゴ萎黄病の発病軽減効果を検討した。ポット資材で育苗したイチゴ苗をポット資材ごとイチゴ萎黄病菌の汚染土壌に定植し,発病状況を経時的に調査した。その結果,定植約1か月後の発病度は,ポット移植区では対照区に比べて低かった。このことは,ポット移植によりイチゴの根と本菌との接触が一定期間回避されたためと考えられた。以上より,ポット移植による本病の発病軽減効果があると判断された。
関東東山病害虫研究会年報
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