静岡県農業試験場
1993 年 1993 巻 40 号 p. 55-57
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雨よけ施設のポット採苗床で底面給水を行うことによりイチゴ炭そ病の蔓延が効果的に抑制された。しかし、罹病片が底面給水槽の水面に触れる状態では他の株の葉柄やランナーに病斑が発生し, その抑制効果は著しく減少した。このため採苗床の底面給水では発病部位を見つけ次第除去する必要がある。また、ポット受けした後に発生源が水中に投入された場合には発病しなかったことから, 根からの感染, 発病はないものと推定された。
関東東山病害虫研究会報
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