茨城県病害虫防除所
茨城県農業総合センター農業研究所
2003 年 2003 巻 50 号 p. 13-16
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茨城県においてイネ黄萎病は, 1960年代から1970年代に県内各地で多発していたが, 近年は発生が認められないほど減少していた。しかし, 2001年秋に県の西部地域で再生稲に本病の発生が確認され, 発生程度が最も高かった地点の平均発病株率は約11%であった。2002年には同地点の平均発病株率は立毛稲で約5%, 再生稲の平均発病株率は約6%であった。現在のところ本病の急激な発生増加の可能性は低く, 収量への影響は小さいと考えられる。
関東東山病害虫研究会年報
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