関東東山病害虫研究会報
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ベニバナインゲンに発生した白絹病 (新称) およびリゾクトニア根腐病 (新称)
渡邊 健本橋 みゆき
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2005 年 2005 巻 52 号 p. 19-23

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抄録

2004年7~8月に茨城県水戸市上国井町, 大子町頃藤および里美村折橋のベニバナインゲン栽培圃場を調査したところ, 多くの不発芽や生育不良, 立枯症状の発生が認められた。これらの症状から分離された菌は, 接種試験でベニバナインゲンに強い病原性を示した。分離菌の形態や培養性状等を観察した結果, 水戸市および大子町で分離された菌は, Sclerotium rolfsii Saccardo, 里美村で分離された菌は, Rhizoctonia solani Kühn AG1と同定された。前者の病名をベニバナインゲン白絹病, 後者の病名をベニバナインゲンリゾクトニア根腐病とすることを提案する。

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