関東東山病害虫研究会報
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千葉県の圃場内におけるヒョウタンゾウムシ類の越冬状況と越冬後の生息状況
片瀬 雅彦清水 喜一八槇 明子深見 理子
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2006 年 2006 巻 53 号 p. 123-128

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抄録

ヒョウタンゾウムシ類の被害が発生した圃場では, 春に無作付けで, 前年に栽培された作物の残根がない場合, 土壌中の越冬幼虫数は経時的に減少し6月までには確認されなくなった。また, 前年に羽化し, そのまま土壌中で越冬する成虫を確認した。越冬成虫は4月上旬から5月上旬の間に地上に脱出した。ヒョウタンゾウムシ類による被害が発生した圃場では, 翌年6月まで無作付けで管理することで耕種的防除が行えると考えられた。

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