京都大学
2019 年 86 巻 2 号 p. 162-175
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本稿は、スタンリー・カベルの日常言語の哲学における「翻訳としての哲学」という、人間変容に関わるより広義な翻訳の視座から、単一言語主義を超えて、他なるものに開かれる国際的な学術交流の思考様式を解明する。結論として、自文化中心主義にも境界なきコスモポリタニズムにも陥らず、異文化を他なるものとして受容しそこから学ぶことができるような〈他〉方向的な教育の国際学術交流のあり方を提言する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら