東洋大学
2021 年 88 巻 3 号 p. 419-431
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目的合理主義的なカリキュラム構成と評価の枠組みを構成する「教授目標」とそれによる「評価」は、今日標準的なものとなり教育実践を根底から規定している。本稿は、そうした枠組みが行為主体としての感覚を失わせ、人の学びを矮小化することを、デューイの芸術哲学に基づくグリーンやアイスナーの所論によりながら批判し、それに対置される、芸術に根ざすカリキュラム構成と評価の枠組みの意義と実践可能性を論じる。
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