杏林医学会雑誌
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特集「災害医療」Part2
災害時の傷病者搬送
加藤 聡一郎
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2016 年 47 巻 1 号 p. 67-71

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抄録
災害によるインフラストラクチャーの崩壊は,被災傷病者への適切な医療提供に大きな障壁となる。 そのため災害医療における搬送には,的確なニーズの抽出と資源投入のための事前計画が肝要である。 医療機関も,Business Continuity Planや地域防災計画を基にした,日常診療体制の見直しと災害対応戦略の構築が欠かせない。大規模災害を想定すると,個人や組織を問わず誰もが,それぞれ自力で移動・搬送するための準備が求められる。公的機関や行政組織では,それに続く共助・公助のための搬送計画が重要になる。ここでは,傷病者搬送のあり方について理解を深めるため,災害対応の実経験に加えて,自治体・政府レベルで行われた訓練や今後の課題について紹介する。
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