九州病害虫研究会報
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佐賀県に於ける二化螟虫に対する薬剤防除が水田の昆虫発生相に及ぼす影響
於保 信影藤井 勝
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2 巻 (1956) p. 37-39

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抄録

1) 苗代朗薬剤防除の徹底した町村は,徹底しない町村に比し薬剤撒布後水田昆虫の棲息密度は著しく減少している.
2) 本田二化螟虫第1化期の場合も苗代期と同様の傾向があつた.
3) 本田2化期では,BHCを撒布した町村は無撒布の町村に比べ,薬剤撒布1ケ月後の水田昆虫の棲息密度は逆に著しく増大し,特にツマグロヨコバイはその傾向が著しい.
払い落し調査でも同様の傾向を認めた,又無撒布の江北村ではケシカタビロアメンボ,クモ類の密度は高つた。
4) 刈取時期の二化螟虫の被害は,BHC の撒布を徹底して行つた地区ほど,いずれもその被害率,反当生幼虫数が著しく少であつた.

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