九州病害虫研究会報
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22.蔬菜の軟腐病に関する研究 第2報 本細菌の2,3系統のAgrimycinに対する抗性について
小林 研三
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1957 年 3 巻 p. 37-38

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抄録
1.本実験は,本県で採集した疏菜軟腐病菌(E.aro-ideae)菌系のAgrimycinに対する抗性を観察し,更に代表的2~3種の系統について混合培養を実施後,Agrimycinに対する抗性を濾紙阻止円法で観察した.
2.本細菌もAgrimycinに対しては耐性,感受性,中性に類別されることは従来の研究結果とほぼ同様であつた.
3.混合培養を代表的系統で実施し,その後の抗性を観察した処,増殖度との関係は密接の様であつたが,又それのみでは解明し難いと思われるものもあつた.混合2菌系の問に増殖度が異なる場合は阻止円径は菌増殖度大なる菌系の抗性を示し,同増殖度の場合は混合培養時の混合比(菌量)が大きく関係してくる様であつた.
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