琉球大学
1992 年 38 巻 p. 118-121
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沖縄県におけるアシビロヘリカメムジの越冬場所と越冬虫の生態を調べたところ,成虫は寄主以外の植物または枯れた寄主の植物上で集団越冬していた。この集団は3月上旬の気温の上昇によって解かれ,成虫は近隣のウリ科植物に移動した。成虫はここで繁殖し,6月に次世代成虫が出現し,これらがウリ科の栽培植物に飛来し加害するものと考えられた。
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