九州病害虫研究会報
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ハスモンヨトウの薬剤防除について
山下 幸彦
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6 巻 (1960) p. 39-40

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抄録

ビートを加害するハスモンヨトウは,老令幼虫になると,薬剤の防除効果があがりにくくなるので,防除のねらいは当然初令幼虫におくべきである.然し老令幼虫に対する緊急対策を検討しておく必要があり,これの検討を行つた.供試薬剤中のディプテレックス,エンドリンは実用的に使用しうるが,中でもディプテレックスは特にビートでは大豆,キャベツ等より効果が高くあらわれるので,使用に適していると考える.乳剤の0.05%,或いは3~5%粉剤の効果が期待されるが,この効果の不足を補う目的で,砒酸鉛との処理を重ねることは有効な手段と考えるが,実用場面ではまだ検討されねばならない点が多い.

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