九州病害虫研究会報
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熊本県における飼料作物病害発生状況調査
重永 知明古山 覚
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9 巻 (1963) p. 8-10

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抄録

飼料作物の夏枯れ現象については,従来,高温乾燥による障害が主に考えちれていたが,本調査の結果,作物の種類,病害の種類によつては病害が夏枯れの主役をなす場合も十分に考えられる.例えば,高温乾燥による障害を促進する病害として,オーチャードグラス,スーダングラス,ライグラスなど禾本科の作物では,炭疽病,Helminthosporium属による葉枯性病害,あるいは冠銹病などがあり,荳科植物ではクローバー類の汚斑病,斑点病などが挙げられる.これと対照的に,種々の葉腐病,白絹病などの病害は,単独で夏枯れの主因となり得るものであり,特に高冷地においてはこの場合が多いように思われた.

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