1986 年 37 巻 4 号 p. 209-216
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
L.rectaヒメクビグロクチバの中に♂交尾器のまったく異なる種が混同されていたことが判明した.外見上の区別は注意深く観察すれば可能である.特に前翅前縁部と腎状紋にrectaとの相異がよく表れている.♂交尾器での区別は容易であり,カギ状のharpeがその特徴となる.現在知られている産地は愛知県豊田市,和歌山県白浜,大阪府茨木市,池田市,箕面公園,兵庫県川西市である.この新種L.ogataiの和名をナニワクビグロクチバとする.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら