日本物流学会誌
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日系量販店のグローバルSCMの現状と今後の方向性について
石原 伸志
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2004 年 2004 巻 12 号 p. 33-40

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抄録

デフレによる販売価格の下落が続く中で、現在、日系量販店が重視していることは、CS (Customer Satisfaction) と物流費の削減である。日系量販店では、物流コストを削減するための最適手段としてSCM (Supply Chain Management) の構築を目指しているが、国際物流では、国内物流にはない多くの課題も含まれており、SCM構築に苦戦しているのが実態である。そこで、まずロジスティクスを構築し、次ぎのステップとしてSCMを構築することが重要であるといえよう。

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