日本物流学会誌
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中継地の位置の違いを考慮した走行距離と走行台キロの変化に関する共同配送の事例分析
飯岡 幸大石川 友保苦瀬 博仁岩尾 詠一郎
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2006 年 2006 巻 14 号 p. 157-164

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抄録

環境改善や物流コスト削減のため、直送から中継地を経由する配送に変更しても、中継地の位置によっては、走行距離や走行台キロの合計が増加し環境改善や物流コスト削減の効果が見込めない場合もある。このため、直送から中継地を経由する配送に変更する場合、中継地の位置の違いを考慮した総走行距離や総走行台キロの変化を算出するための方法が求められている。
本研究ではs、直送の場合と中継地を経由する配送の場合での総走行距離と総走行台キロの変化を算出するための算出方法を示す。さらに、中継地の位置の違いによる、総走行距離と総走行台キロの変化を明らかにすることを目的とする。

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