早稲田大学 商学学術院 助手
2015 年 34 巻 4 号 p. 185-195
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本稿では,消費者の混乱に関する概念を包括的に整理し,研究と実務における乖離を指摘したうえで,複雑化する消費者の混乱状態へアプローチするための研究課題を導出している。混乱研究を「情報の量による混乱」と「情報の性質による混乱」に分類して整理し,研究課題として(1)混乱の前提条件化,(2)メカニズム解明,(3)混乱の細分化と組み合わせ,(4)曖昧性による混乱への焦点,の4点を提示している。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら