マツダ技報
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特集:MAZDA MX-30
MX-30 EV MODELへのMBDの適用
三戸 秀樹北川 浩之鴫濱 真悟明神 未季田中 大介
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2021 年 38 巻 p. 38-42

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抄録

ZEV(Zero Emission Vehicle)規制を筆頭に環境規制への適合による開発ボリュームの増加は,開発期間をどれだけ短縮化できるかがキーである。MX-30 EV MODEL(以下,MX-30)は,マツダ初の量産電気自動車(Battery Electric Vehicle,以下BEV)として従来のICE(Internal Combustion Engine)車にはないモーター(駆動)制御系/バッテリー(エネルギー)制御系を搭載し,各高電圧コンポーネントを協調させた機能を実現するパワートレインシステム(以下,PTシステム)を新規開発した。

今回,MX-30では,制御システムが多重通信(Controller Area Network,以下,CAN)中心のシステム構成に変わることで,検証環境や開発のプロセスの視点を変更する必要がある。BEV特有の課題に対して,効率よく開発する手段としてマツダが強みとしているMBD(Model Based Development)の既存開発環境をベースに仕様変更することで,開発期間の短縮化を実現した。

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