廃棄物資源循環学会誌
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特集:固体回収物燃料 (Solid Recovered Fuel) の国際標準化の動向とその意義
トンネルコンポスト方式による一般廃棄物の固体回収物燃料化
鎌倉 秀行
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2023 年 34 巻 2 号 p. 129-134

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抄録

香川県三豊市にあるバイオマス資源化センターみとよでは,日本初となるトンネルコンポスト方式によるごみ処理を行なっており,一般家庭等から排出される燃やせるごみを微生物を用いて発酵乾燥し,選別することで固体回収物燃料原料にリサイクルしている。この原料を固形回収物燃料製造工場で製品化し石炭代替燃料として最終的に販売している。

 本報ではトンネルコンポスト方式の経緯や処理フローやその特徴を紹介し,一般廃棄物を固体回収物燃料化することによる脱炭素効果や今後の展望についてまとめる。

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© © 2023 一般社団法人 廃棄物資源循環学会

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