京都大学 物質-細胞統合システム拠点/化学研究所
2017 年 27 巻 1 号 p. 9-13
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数多くの自己集合体が、界面活性剤やゲル化剤などとして開発されてきた。ところが近年になって、自己集合して生理活性を発揮する分子が新たに出現した。これらの「自己集合性生理活性分子」は、大きく2種類に分類できる。自己集合を起こすように設計された生理活性分子と、自己集合がメカニズムであると発見された生理活性分子である。本稿では、この2つの自己集合性生理活性分子について概説する。
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