東京大学 大学院薬学系研究科
東レ株式会社 医薬研究所
2017 年 27 巻 2 号 p. 87-91
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アカデミアならではの発想で、特色ある創薬研究を実践できればと考えている。優れた医薬機能を有するとともに、触媒反応開発主導型の構造展開を可能とする分子を創出したいという考えに基づき、アミロイドβ(Aβ)の凝集に対する独自の低分子阻害剤の開発を目指した。全長Aβのうち、凝集に重要な部分ペプチドを環状化し、構造活性相関研究を通してファーマコフォアを同定した。その活性構造情報からAβに対する低分子凝集阻害化合物の論理的創出に成功した。
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