医学教育
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総説
The Objective Structured Teaching Evaluation (OSTE)
浜田 久之
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2010 年 41 巻 3 号 p. 169-173

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抄録

1) 日本では,臨床研修の義務化により研修医に対する評価が義務化されたが,指導医に対する評価の必要性も重要視されてきている.欧米ではすでに1970年代より臨床医の指導能力を評価しようとする研究は始まっており,その概要を述べる.
2) 1990年代に,標準化学生,複数のステーション,ビデオによる記録,観察スコアによる複数の評価者等を基本としたObjective Structured Teaching Evaluation(OSTE)が開発された.
3) OSTEは,学生へ対するOSCEのように個人へ対する総括評価や資格試験として用いられることは少なく,FDとしてまたはFDの教育効果を測定するひとつの手段として用いられいる.
4)今後日本でも指導能力の向上を目的としたFDや指導医講習会等で,OSTEを導入するための研究が期待される.

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© 2010 日本医学教育学会
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