天理よろづ相談所病院総合診療教育部
1996 年 27 巻 3 号 p. 181-184
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近年, 検査法, とくに画像診断の発達に伴い, 医科大学および研修病院では教育およびその評価が困難である病歴や身体的所見の取り方が軽視されている傾向がある.われわれは, 1992年より研修医が将来の進路に関わらず, 循環器系疾患を持つ症例に対して初期的な対応ができることを目標に, 病歴と身体所見を中心とした研修医のための問題解決型循環器症例カンファレンスを実施している.今回, その概要と初期の教育効果について紹介する.
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