2007 年 38 巻 6 号 p. 429-432
1)PBLテュートリアルの持つ問題点を改善するために, 効果的なシナリオ作成およびそのブラッシュアップの仕方を体験し, また実際のPBLテュートリアルでの介入のタイミング・仕方を討論し, 経験を共有した.
2)PBLテュートリアルをもとに基礎系の実習への応用や臨床実習入門に用いる方法が紹介された. また, 累進型のPBLテュートリアルについて講演を拝聴した. さらに, PBLテュートリアル実施・運営に関係する様々な問題点を共有し, 解決法を討論した. 日本医学教育学会生命科学小委員会は平成19年4月14日に順天堂大学岡田隆夫教授の世話人のもとにWSを開催したその報告である.