東京大学医学部附属病院 麻酔科・痛みセンター [日本]
東京逓信病院 麻酔科 [日本]
2024 年 26 巻 1 号 p. 15-18
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2007 年から 2020 年までの全身麻酔手術患者について,ラリンジアルマスクを用いた症例(L 群 2,179 例)と気管挿管 した症例(N 群 6,048 例)のリーク率を比較した。L 群のリーク率の分布は右裾が大きかったが,ピークは N 群より小さ かった。L 群の分布の右裾をラリンジアルマスクのフィット不良由来と解釈すれば,ラリンジアルマスクはフィット良好 であれば,気管挿管とリーク率が同程度と考えられた。
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