慶應義塾大学病院 医用工学室 [日本]
慶應義塾大学医学部 麻酔学教室 [日本]
2024 年 26 巻 1 号 p. 19-21
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人工肺を用いた ECMO 管理では、変化する流量や代謝に応じて適宜人工肺の換気調整が必要であった。また、ガス交 換能低下を防ぐためガスフラッシュを行うことが一般的だが、一時的なアルカレミアやガス流量設定のミスの可能性が あった。吹送ガスに中央配管による二酸化炭素を加え、人工肺に流すガスを恒常的に高流量化することで、設定ミスのリ スク低下、人工肺の性能維持やガス交換の安定化など、より安全な管理を行えるようになった。
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