Papers in Meteorology and Geophysics
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海岸付近の海塩量の測定
浜 昊一高木 昇
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1970 年 21 巻 4 号 p. 449-458

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抄録
海岸地帯で季節風の時期に起る塩害対策の一環として,東京湾,相模湾,日本海のそれぞれの沿岸で季節風によって発生し,大気中に浮遊している海塩粒子の測定を行なった.
浮遊海塩粒子の粒度分布は,遠浅の海岸では分布の拡がりが小さく,その殆んどが一辺10μ 立方体(2.2×10-9gm)以下の粒子であった.一方,遠浅ではない海岸での分布の拡がりは一辺20μ 立方体(18.0×10-9gm)まで拡がっていた.浮遊海塩粒子の総量は海面の状態に関係している.海面の状態は海岸の地形,風速によって影響される.そこで,総海塩量をそれぞれの海岸の特徴と,風力階級に従って分類した.
海上及び海岸で発生した海塩粒子は,地物への附着と沈降によって,その殆んどが海岸から300m以内で失なわれ,約1/5がaerosolとなって陸地深く輸送されて行く.陸地深く運ばれる粒子の大きさは大部分が一辺5μ 立方体(2×10-9gm)以下の粒子である.
汀線から1kmの範囲で輸送距離の増加に伴なう海塩量の減少率の変化を調べた.
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© 気象庁気象研究所
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