Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan
Online ISSN : 2185-4378
ISSN-L : 1345-3769
超音波噴霧熱分解法によるスピネル (MgAl2O4) -ジルコニア系多孔質焼結体の作製
板谷 清司森田 倫理子大久保 貞善鈴木 崇幸F. Scott HOWELL相澤 守
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2000 年 7 巻 284 号 p. 33-39

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抄録

7種類のスピネル (MgAl2O4) -ジルコニア (ZrO2) 複合粉体を超音波噴霧熱分解法により調製した・すなわち, 0.100 ~ 0.200mol・dm-3 Mg (NO3) 2, 0.200 ~ 0.400mol・dm-3 Al (NO3) 3, 0.0108 ~ 0.0970mol・dm-3 ZrOCl2および6.67×10-4~ 6.00×10-3mol・dm-3YCl3を含む水溶液を900℃で超音波噴霧熱分解した.900℃, 10分間仮焼して得た粉体にはスピネルと正方晶ZrO2 (TZP) が含まれていた・スピネル-TZP複合粉体の成形体を1700℃, 10時間焼成したところ, 焼結体の相対密度はTZP含有量の増加に伴って低下し, TZP含有量が48.51mol%のときに51.1%となった.48.51mol%TZP含有スピネル焼結体の開放気孔率および閉塞気孔率はそれぞれ22.8%および26.1%であった.この焼結体の平均結晶粒径および気孔径はそれぞれ4.6μmおよび7.4μmであった.

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