埼玉医科大学国際医療センター消化器病センター
2011 年 100 巻 1 号 p. 35-43
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バルーン内視鏡の到来により,深部小腸への内視鏡挿入が可能となり,小腸疾患に対する診断・治療戦略は大きく変化した.バルーン内視鏡は経口的にも経肛門的にも挿入できる.内視鏡をコントロールしながら病変部を観察できるので,生検,内視鏡的止血術,内視鏡的拡張術,ステント留置,ポリペクトミー,EMR等ができるようになった.バルーン内視鏡はカプセル内視鏡と共に小腸内視鏡のスタンダードであり,相補的な役割を果たしている.
日本内科学会会誌
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