慶應義塾大学消化器内科
2011 年 100 巻 1 号 p. 65-70
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小腸のウイルス感染症としては,急性胃腸炎が最も臨床的に多い疾患である.ウイルス性急性胃腸炎は集団感染も引き起こすため,疫学的にも重要である.ウイルス性胃腸炎の原因としては,ロタウイルスとノロウイルスがほとんどを占めるが,その他にも腸管アデノウイルス,アストロウイルスなども急性胃腸炎を引き起こす.また,近年免疫抑制状態の患者におけるサイトメガロウイルスによる腸炎が注目されている.
日本内科学会会誌
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