日本内科学会雑誌
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III.生物学的製剤
3.T細胞活性化阻害薬
上阪 等
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2011 年 100 巻 10 号 p. 2979-2984

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抄録

T細胞上の補助刺激分子CD28と抗原提示細胞上のCD80,86との相互作用遮断を目的としたCTLA4-Igは,T細胞活性化を阻止する生物学的製剤である.マウス免疫学によれば,CTLA4-Igは一旦活性化したT細胞の制御には無効でるが,ヒトでは効果がある.実際,CTLA4-Igの市販薬であるアバタセプトは関節リウマチ治療に有効である.しかも,効果発現や副作用の面で他の製剤とは異なったプロファイルをもっている.

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© 2011 一般社団法人 日本内科学会
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